三銃士のワイン

ドメーヌ・デ・オート・ド・サンツィエール ソミュール 2009


カベルネフラン100%

輸入会社 飯田

¥1504(税抜)

綺麗なルビーレッドですね。
7年熟成ですが、ほんのりとオレンジを帯びている程度です。
スミレやざくろシロップ、🍒にホワイトペッパー等のニュアンスがあります。
どちらかと言えば、フルーティーなワイン。
酸味は程よく、タンニンもそこそこありますが、浮いた感じはせずに良く溶け込んでいます。
品種特有の繊細な旨味を持っており、エレガントで素直な作りですが、程よい凝縮感も備えています。
少し手の込んだオードブルや、うさぎの様な繊細な肉料理と相性が良さそうです。

このワインのコルクは長く、ボトルもどっしりとしています。
通常ですと、それ程手をかけるワインでは無いのですが、生産者のこだわりが感じられる物になっています。
きっと、最初から熟成を念頭において、瓶詰めされたのでしょうね。

ロワールワインは、店頭では中々扱っているところが少なく、もう少し注目されてもいいような気がするのです。
赤となるとほぼ見かける事はありません。
そんな中、この価格でグレードヴィンテージの古酒を見かければ、何はともあれまず購入と言う迅速かつ、迷いの無い行動に突き動かされてしまうのです。

著者、デュマの代表作である「三銃士」には、このソミユールワインで乾杯するシーンがいくつか登場します。
祝杯のワインにはうってつけかも知れませんね。

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